毎年4,000万戸の新築分譲マンションが発売されている横浜市。マンション需要は決して低くはないものの、競合物件が多数あることも特徴です。
ここでは、横浜エリアのマンション売却を成功させるためのポイントを紹介します。
今回は、3つのポイントをお伝えします。損をせず売却をスムーズに行うために、チェックしていきましょう。
マンション売却の際に必ず行って欲しいポイントが価格相場の把握です。
中古分譲マンションが市場でどのくらいの価格で販売されているのかは、売却想定額の一つの目安にもなるため、事前に調べておくことをおすすめします。
横浜市では、中古住宅取得戸数の約70%が分譲マンションです。そのため、市場に出回る物件販売数も多く、自分の所有するマンションのエリアや間取りなど条件を合わせて調べると、ある程度の販売価格が把握できることも特徴です。また、売買の仲介を行う業者などでは、ホームページ上で簡単な無料査定を提供していることもあります。
まずは、横浜エリアでの中古分譲マンションの販売価格実績を把握したうえで、自己所有の分譲マンションの査定を依頼すると良いでしょう。
中古分譲マンションの価格相場を把握した後にやるべきことが査定依頼です。エリアごとの価格相場はあくまでも目安のため、不動産会社にて査定依頼をすることで、詳細な物件情報をもとにより正確な価格が割り出されます。
ここでポイントとなるのが、いくつかの会社に査定依頼をすることです。横浜エリアの分譲マンションを取り扱う不動産会社は多数あり、誰もが聞いたことのある有名企業や地域密着型の地元の不動産会社など様々。査定方法のベースは似ていますが、会社ごとに算出した価格は異なることも多いのが特徴です。
どこの会社に査定を依頼するか、何社くらいが理想なのかも気になるところ。
まずは、分譲マンションの取り扱いが多い、大手不動産会社などから2社ほどピックアップしておくことがおすすめです。また、地元で不動産売買仲介を中心に行う会社を1~2社程度加えておくこともポイント。査定依頼は、最低3社とし、多くても5社を目安にしておくと比較検討しやすいといえます。
実は、分譲マンション売却の際に重要といえるのが、査定価格のみに捉われないことです。分譲マンションの売却では、不動産会社による買取なのか仲介なのかという点もポイント。買取の場合は、比較的スムーズに売却手続きが進みますが、相場より価格が低くなることも特徴です。反対に仲介の場合は、売却価格は相場により近いものの、希望していた期間までに売却ができない可能性もあります。そういった場合に、不動産会社で何らかの保証があるのかもチェックすべき点でしょう。
そのほか、売却に伴い発生する手数料などを含む各種費用についても、事前にしっかりと話をしてくれる良心的な会社であることが大切です。
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横浜の不動産売却業者一覧を見てみる
次に不動産流通システムであるレインズで公表されているデータに基づいて、横浜市の中古マンションの売却相場とその推移を見ていきましょう。
2022年1月から8月までの横浜の中古マンションの取引件数は、300件弱から400件程度となり、どの月も対前年比0%を下回るという結果で、取引数に伸び悩みが見て取れます。
また売却価格としては、どの月も3500万円前後という結果になっています。
横浜で分譲マンションを売却する際、必ず覚えておきたい3つの注意点をチェックしてみましょう。
あまりにも価格相場とかけ離れた査定を算出した不動産会社には注意しておくこともポイント。これは高額であっても、低額であっても同じことといえます。分譲マンション取扱い実績が少ないケースや売却にあたり売主負担で大がかりなリフォームを提案してくるなど、何らかの理由があるかもしれません。そのためにも、先に伝えたように自身で価格の相場を把握しておくことが必要となります。
不動産の価格には、様々な価格形成要因があります。査定をする際、立地や建物築年数、その他の要因によって価格が算出されます。
価格相場とのズレがある場合は、何が劣っているか、あるいは何が優れているのか、どのようなプラスマイナスの要因を踏まえて査定価格を算出したのか、しっかりと聞いておくことが大切です。
売却希望額は必ず決めておくようにすることがおすすめです。
不動産会社はプロですが、それ故に売り急いでいる場合や売却希望額が決まっていない場合など、すぐに分かってしまいます。実際の相場に比べて、不動産会社が売りやすい価格に設定されてしまう原因にもなり得ますので注意が必要です。
損をしない分譲マンション売却では、相場の把握や査定価格をもとに、自身の売却希望額を決めておくことがポイントの一つです。
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